1980年代以降に社会問題となった言葉に、サラ金地獄とカード地獄の2つがあります。
両方に共通している のは、収入に見合わないようなお金の使い方をしてしまい、その穴を埋めるためにお金を借り、やがて元金が雪 だるま式に膨らみ、最終的には強引な取立てと、利息の返済に汲々としてしまう状態になってしまうという点で す。収入を得る前に消費行動を起こしてしまうという点も、共通しています。
サラ金地獄の方はともかくとして 、クレジットカードは発行申請の際、カード会社がしっかりした審査をしているはずなのに、どうしてこのよう なことが起きてしまうのでしょうか。
カード所有者が若者の場合、クレジットカードを所有することによって、 使えるお金が単純に増えてしまうことが問題となるようです。たとえ公務員であっても一流企業に勤めていよう とも、通常、20代前半の若者は薄給を余儀なくされています。
生活費を切り詰め、分相応な生活を送っていた 若者が、クレジットカードを作るだけで誰にも気兼ねすることなく、突然約2か月分の給料を前借りすることが 可能になってしまうのです。飲みに行くのを我慢する必要も無くなり、前から欲しかったソファーや家電製品も 、この魔法のカードを見せるだけで手に入れることが出来るのです。
散在してしまった翌月には、給料は全額返 済に充てられるため、今度は生活費としてキャッシングを利用することになります。自分の欲望をコントロール できない若者は、クレジットカードを持つべきではないのです。
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