日本国内におけるクレジットカード発行会社は、今日では様々な業種からの参入が相次ぎ、過当競争の様相を呈 しています。しかし、わずか20年ほど前までは、銀行を母体とする銀行系、信販会社による信販系、流通会社 を母体とする流通系の3種類に限られていました。
特に、日本クレジットカード協会という業界団体は、三菱U FJニコスをはじめとする銀行系のクレジットカード会社140社以上によって構成されており、業界全体にも 大きな影響力を及ぼしています。
今も昔も、クレジットカード業界の主流は銀行系のカード会社で、最大派閥と して業界を牽引しているのです。一方、割賦販売法の適用を受けるカード会社は、信販系として分類されます。 もともと、分割払いによる信用販売という形式で利益を上げる業種でもあり、クレジットカードを発行するのに はうってつけの、ジャックス、アプラス、オリコ、CF、ライフなどの大手信販会社が、流通系カード会社の代 表格です。
全国信販協会に加盟している数十社は、銀行系カード会社に次ぐ影響力を有するだけでなく、CMな どによる一般消費者への認知度は、銀行系のそれを上回る訴求効果を持っています。最後に、百貨店やチェーン ストアなどの流れを汲む、流通系のクレジットカード会社ですが、現在、業界全体の再編にともない、提携や統 合といった動きの真っ最中です。
全体的にマーケティングに優れたカード会社が多いことから、今後のクレジッ トカード業界の健全化の鍵を握るとも言われています。
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